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訪れる転機と決断:夏川草介 著『神様のカルテ3』
2019/04/15 -読書
答えなどない。最善の選択なるものもない。そんなものがあれば、生きることに誰も苦労はしない。 (本文より) 信州の病院を舞台とした 『神様のカルテ』シリーズの3冊目で、第1部の完結編と銘打たれています。 ...
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家族と仕事のあいだで:夏川草介 著『神様のカルテ2』
2019/04/10 -読書
「……人が死ぬということは、大切な人と別れるということなんですね」 (本文より) 信州の病院を舞台とした 『神様のカルテ』シリーズの2冊目です。 目次 あらすじ 新しい登場人物 「引きの栗原」エピソー ...
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澄んだ空気が感じられる一冊:夏川草介 著『神様のカルテ』
2019/04/07 -読書
「本当に正しいことというのは、一番初めの場所にあるのかもしれませんね」 (本文より) 医師である夏川草介さんの第10回小学館文庫小説賞(2009年)を受賞したデビュー作です。 目次 あらすじ 登場人物 ...
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柚木麻子 著『終点のあの子』
2019/04/03 -読書
柚木麻子さんのデビュー作で、プロテスタント系の私立女子校を舞台にした連作短編集です。 目次 作品概要 スクールカーストを考える カーストを越えたひと夏の交流 あの頃はまだ子供だった 1.作品概要 収録 ...
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『ロミオとジュリエット』の日本語訳比較
2019/03/31 -読書
シェイクスピアの代表作のひとつである『ロミオとジュリエット』。このブログではミュージカル『ロミオ&ジュリエット』についてふたつの記事で取り上げています。 舞台と原作の比較:ミュージカル『ロミオ&ジュリ ...
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ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』と原作の場面対応表
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』と原作の場面対応表を作りました。 原作に関する記述は小田島雄志 訳『ロミオとジュリエット』(白水社)に準じます。(中野好夫訳版の注によるとシェイクスピアの原本に場所 ...
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舞台と原作の比較:ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
目次 作品情報 舞台を観る前に原作を読んだほうがいいか? 舞台と原作の比較 1.作品情報 舞台:ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』 企画制作:TBS/ホリプロ/梅田芸術劇場観劇:2017年1、2月@ ...
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とんでも部活動とキラキラネームを考える:加納朋子 著『少年少女飛行倶楽部』
2019/03/21 -読書
ちょっと変わった部活小説とでもいいましょうか。加納朋子さんの『少年少女飛行倶楽部』を紹介したいと思います。 目次 あらすじ 登場人物の名前はキラキラネーム? 「空飛ぶ青春小説」 どうやって空を飛ぶ? ...
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『レ・ミゼラブル』年表(岩波少年文庫版)
2019/03/17 -読書
※ネタバレありの記事ですのでご注意ください。 岩波少年文庫版の抄訳『レ・ミゼラブル』で描かれている出来事を年表にまとめました。時期がはっきりしていない出来事もあるので推測を含みます。 年 月日 出来事 ...
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舞台と原作の比較:ミュージカル『レ・ミゼラブル』
目次 作品情報 舞台を観る前に原作を読んだほうがいいか? 舞台と原作の比較 1.作品情報 舞台:ミュージカル『レ・ミゼラブル』 製作:東宝観劇:2017年6、7月@帝国劇場、2019年5月@帝国劇場 ...