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『神様のカルテ』の時系列を整理してみました

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※ネタバレありの記事ですのでご注意ください。

信州の病院を舞台とした夏川草介 著『神様のカルテ』シリーズ。
2019年現在『神様のカルテ』『神様のカルテ2』『神様のカルテ3』『神様のカルテ0』『新章 神様のカルテ』の5冊が発売されています。
それぞれに綴られている物語の時期と、時期の分かる主な出来事を整理しました。

目次

  1. 時系列表
  2. 時期の分からない出来事
 

1.時系列表

※年度・所属は主人公・栗原一止視点
※作品欄略称は以下の通り
  1=『神様のカルテ』
  2=『神様のカルテ2』
  3=『神様のカルテ3』
  0=『神様のカルテ0』
  新=『新章 神様のカルテ』

年度・所属作品主な出来事
大学1年・信濃大学医学部
大学2年・信濃大学医学部
大学3年・信濃大学医学部一止、医学部寮へ。
一止、如月千夏と出会う。
大学4年・信濃大学医学部一止、千夏と再会。
夏頃?一止、千夏を将棋部に誘う。
大学5年・信濃大学医学部9月進藤辰也と如月千夏、交際を始める。
大学6年・信濃大学医学部7月0『彼岸過ぎまで』本庄病院に「24時間、365日対応」の看板が掲げられる。
8-9月0『有明』
8-12月0『彼岸過ぎまで』12月、一止、本庄病院の面接を受ける。
2月医師国家試験。
3月0『彼岸過ぎまで』
3月?一止、国家試験合格発表を待たず御嶽荘に入居。
医師1年目・本庄病院8-9月0『神様のカルテ』
医師2年目・本庄病院片島榛名、御嶽荘に入居。
2月0『冬山記』
医師3年目・本庄病院5月進藤夏菜、誕生。
医師4年目・本庄病院9月一止と榛名、結婚。
医師5年目・本庄病院9月1『満天の星』
11月1『門出の桜』橘仙介、御嶽荘を去る。
12月1『月下の雪』砂山次郎と水無陽子、交際を始める。
3月2『プロローグ』
医師6年目・本庄病院4月2『紅梅記』進藤辰也、本庄病院に赴任。鈴掛亮太、御嶽荘に入居。
5月2『桜の咲く町で』
5月2『花桃の季節』
6月2『花水木』内藤鴨一、逝去。
2『エピローグ』
3『プロローグ』
7月3『夏祭り』一止、30歳の誕生日。
9月3『秋時雨』小幡奈美、本庄病院に赴任。
12月3『冬銀河』
3『大晦日』砂山次郎、月末で本庄病院を出る。
1-3月3『宴』
3月3『エピローグ』一止、本庄病院を退職。橘仙介、御嶽荘に戻る。
医師7年目・信濃大学病院栗原小春、誕生。
医師8年目・信濃大学病院年末外村、本庄病院を退職し乾診療所へ。
医師9年目・信濃大学病院新『プロローグ』
新『緑光』
6月新『青嵐』
7月新『白雨』
8月新『銀化粧』
9-10月新『黄落』
12月新『エピローグ』砂山次郎と水無陽子、結婚。
3月進藤千夏、退職し松本に戻る。
医師10年目・信濃大学病院4月一止、診療班第1班の班長になる。

2.時期の分からない出来事

重箱の隅をつつくような細かい話ですが、気になった内容を挙げておきます。

砂山次郎はいつ本庄病院に赴任したのか?

次郎については、『神様のカルテ』で医師になって3年後に本庄病院に来て、この時点(医師5年目の9月)で2年に渡り一止と同僚であると紹介されています。
年度が変わる際の移動であれば医師4年目の春、そうでなければ(医師になって3年後より少し早いですが)医師3年目の後半で本庄病院に赴任したと考えられます。
しかしながら『神様のカルテ3』、医師6年目の12月末で大学に戻る際には4年分の荷物を片付けているとのこと。
これをそのまま受け取ると医師2年目の終わりごろには本庄病院に赴任していたことになり、ふたつの記述には若干ずれが生じます。

実際は医師3年目の秋頃に本庄病院に赴任して、3年とちょっと本庄病院で働いていたというところでしょうか。
医師3年目~6年目と年度で考えると4年にまたがるので、4年分の荷物と言ったのかも知れませんね。

進藤辰也はいつ本庄病院に赴任したのか?

『神様のカルテ2』で4月から赴任したと言われています。一止が医師6年目の4月です。
そして一止が大学病院に移ったのは医師7年目の4月。ふたりが本庄病院で一緒に働いていたのは1年間ということになります。
…が、『新章 神様のカルテ』では本庄病院で2年間一緒に働いたとなっています。

乾診療所が出来たのはいつ?

『神様のカルテ0』の『彼岸過ぎまで』では、年度末に乾先生が退職し診療所を開くとされています。
つまり一止が本庄病院で研修をはじめるのと入れ違いで乾先生は本庄病院を去っていることになります。
一方『神様のカルテ3』では、2年前(=一止が医師4年目の頃)に乾診療所を開いたことになっており、ずれが生じています。

★『神様のカルテ』シリーズに関する記事はこちら→夏川草介 著『神様のカルテ』シリーズに関する記事の一覧

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